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10 | 2018/11 | 12

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あの日の教室で。みっつ 

 ちょっと思いついたというか書く気力が沸いたので
 ひとつ。ふたつ。とは少し書き方が変わっていて多少は読みやすくなったかと・・・
 
 例のごとくメモ帳3つ分です
 後日、おまけ話も記事にしたいと思ってます(すでに書き終えてますよ

 
 今回は日常回にしようとしたら、なんだがごちゃごちゃしてしまいました
 まだまだ未熟ということですかね

 ふたつ。で全くといっていいほど直接話しあっていない千瀬と雪を話させました
 少々、重くなった気がします
 
 なぁんだが支離滅裂でいきあたりばったりですがお付き合いくださいませ
 言葉というのは難しいですね

 じ、次回こそ楽しい雰囲気でっ!

 本編は 続きを読む からどうぞ



 
                     

「女の子って素晴らしいな!」
 朝っぱらから千瀬の馬鹿げた発言に若干引きつりつつも、元凶の幽霊であり姉である人の名を叫ぶ
「ゆきねえええええ! ちょっとこっちこいいいい!」
「はいはいはいっと、なにかな秋ちゃん?」
 叫んでから数秒も経たずに返事と共に現れた。どこかで盗み見てやがったな?
「なんで一晩で千瀬がああなるの!」
 指を指しながら問う。感情が制御しきれず思わず高い声になってしまう
 指を指した方向には女の子同士のあられもない妄想をしてよだれをたらして幸せそうにしている千瀬がいる。キャラ崩壊どころではない
「あれはねぇ・・・」
 なんとも邪悪な笑みを浮かべながら嬉々として歌うように告げる
「幽霊は寝れないんだから夜中は暇なわけね?
 だから千瀬さんに一晩中女の子の素晴らしさを説いてあげたらああなっちゃった☆」
 気のせいか語尾に星マークが見える。やはりそうかと想像通りのことに深いため息をついてしまう
 一晩だけであそこまで変貌するということは千瀬は素質ありだということだろうか。そんなのは嫌だ

 その後、千瀬に一時間ほど説教をしてやった
 すると自分の今までの行動をかえりみたのか思い出しては悶えている。小一時間ほどの説教で元に戻るのならまだいいだろう、とチラッと雪の方を見る。あれは一生直らない不治の病だろう
 長く説教をしていたため早朝に起こされたにもかかわらず、もう登校する時間になっていた
「それじゃぁ学校行ってくるから大人しくしといてくれよ」
 
                     ◆
 
 やはり勉強というのは楽しくはない。なので登校早々に席に突っ伏して放課後まで寝てしまうのが日常になった
 夜中の学校徘徊もあり眠気は一向に収まらない。いま寝なくていつ寝るというのだ
 こうして秋の日の出ているうちに日常は過ぎていく

 一方、幽霊ズの日常は
「てなわけで今日の夜中探検は食堂にしようと思うんだ」
「なるほどな、その現象は実に興味深いな待ちきれないよ」
 もっぱら怪談話に華を咲かせている。ガールズトークなどという言葉などないのだ
 幽霊が幽霊について話をしているというのも可笑しな話だ

 場所は屋上。時刻は昼過ぎ
「あ、秋ちゃん寝てるー」
「ふふ。いつものことだ、少年は睡眠学習と言い張っているがね」
 怪談話の合間に秋の様子を見るのも当たり前になってきた。決して寝顔を拝もうとかそういう考えからではないのだ決して
「勉強ならこのお姉さまが教えてさしあげるのになぁ」
 変に意識して余計に変になっている口調に笑みをこぼしつつ
「私も歴史や政治以外ならおおかたできるのだがな」

 どこか遠くを見ているような、しかしハッキリと「今」を見ている眼差し
「私たちは歴史がとまったやからだ。今の知識を得るのは私たちの範囲は狭すぎる
 ここに縛られていれば、ここでしか知識は手に入らない
 私たちは今を生きることは決してできないんだよ」

                    ◆

 それは長い間この場所に縛られ足掻いたものの結論のような言葉だった
「人に干渉すれば一時は楽しかったよ。しかし歳月の流れというのは止まらない
 時が過ぎれば人はここを去っていくし去らねばならない
 あの少年には少しばかり悪いことをしてしまったな。出会うのは簡単だが別れるのは辛いんだからな」
 長い告白を聞いたような気がした。そして思う
 この人はどれだけの人に干渉し、別れ忘れられたのだろうか。それがどれほど・・・辛かったのだろうか

 でも
「それならそんな憂う暇がないくらい今を生きましょう!
 出会いがなければ別れもありません。だからと言って出会おうとしなければ人は乾いていきます
 だから・・・うまく言えないけれど私たちと「今」を生きようとしましょう!」
 この人をひとりぼっちにしてはいけないと思った
 何倍も生きてきた「先輩」に「後輩」がしてあげれるだけのことをしよう。ただそう思っただけだった
 千瀬は驚いた顔をしながら次第に笑みをこぼしていた
「ふっ。やはり君たち姉弟は面白い
 これからもその生き方みせてもらうよ?」
 どこか吹っ切れた言い方だった
「もちろんです!」
 大きな、けれど誰にも届かない声が大空にこだました


 

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